野村沙知代さんに見る、理想の生き方、逝き方
こんにちは、上原まり子です。
1度の人生、おわりまでシナリオを作れるか
野村沙知代さんのご逝去。
若い頃ヤクルトスワローズの大ファンで、野村監督は素晴らしい!
と思っていました。
奥様とは本当に仲良しで、
尊敬しあう、相性の良いお二人だったようですね。
80代で人生に幕を閉じた奥様。
その、逝き方もドラマチックでありました。
いつ、人生が終わるのか?
できれば誰だって健康で長生きしたい・・・
少なくとも平均寿命までは生きたい、
生きられるだろうと思っていたりする。
もっと長生きもできたらいいな・・・
しかし寿命は自分で早くから予測することが難しいですね。
私の母も、長生きだと周りも自分も思っていたのですが、
70になり病気が見つかり、
1年半ほど闘病し、亡くなりました。。
予想以上に早い別れとなりました。
一番近い「親」の最後を見ることで、
人生について改めて考えることがたくさんありました。
いつ、終わるかわからない人生。
毎日を大切にしたいですよね。
終わりすら、自分で決める。
野村沙知代さんは、こうおっしゃっていました。
〈私は常々、「(中略)夫に迷惑をかけない、
子に迷惑をかけないで逝くのが、夫婦孝行であり家族孝行」
と考えています。〉
(『夫の転がし方』角川書店 より)
そしてそれを実現されます。
「ピンピン、コロリ」の最期を迎えると決めていらした。
闘病生活を送ることもなく、
入院もなく、老人ホームに入ることもなく、
沙知代さんは前日まで、ご主人様と
お気に入りのレストランでディナーを楽しんだそうです。
「私が先に死んだら、あの人(克也さん)は
どうするのかと思ったら、死んでも死にきれないわよ。
でも、もし私が先に逝くことがあったら、
その時は(克也さんに)手を握ってもらいたい」
実際、沙知代さんは最期のとき、
手のひらに克也さんの温もりを感じることができました。
(お亡くなりになる日、目覚めてすぐに手を握って、
と奥様がおっしゃり、そのあと急に意識を失ったと・・・)
最期まで夫に、家族に愛され、
誰に迷惑をかけることなく、あっさりと潔く
自分らしい生き方、逝き方をされた彼女をすごい、と思います。
理想はピンピン、ころり
長い闘病で苦しみたくない、
家族に迷惑をかけたくない・・・
できるだけ最後まで
元気に、やりたいことができる人生がいいですよね。
それはやはり、今の日々の過ごし方が
大きく関わってくると思います。
・健康的な食生活
・バランスを整えること
・適度に体を動かすこと
・ストレスに負けない耐性づくり(体、心)
・穏やかで幸せを毎日感じること
・人との愛情たっぷりのコミュニケーション
今日も、台所に立ち、暖かな湯気が立つお料理を作ることから、
出来ることがたくさんありますね。
まとめ
長生きや健康のための
言い伝え、ことわざ、金言などもたくさんあります。
一部ご紹介しますね。
一杯の味噌汁がガンを遠ざける
薬より養生
医食同源
一日一個のリンゴは医者を遠ざける
一に養生、二に薬
命は食にあり
健康は富に勝る
食は医なり
腹八分に医者いらず
病は口より入る
夏は熱いものが腹の薬