お月見・十五夜・中秋の名月

秋の夜、月を眺めてみませんか

 

 

お月見、十五夜・・日本の秋の伝統行事。

忙しい毎日。今夜は月をゆっくり眺める時間を持ってみませんか?

 

 

夏目漱石流・愛の告白

 

漱石は、愛の告白を「月が綺麗ですね」で決めていた?!

小説家・夏目漱石が英語教師時代、生徒の ” I love you ” の訳「我君を愛す」に対し
「日本人はそんなことを言わない。 月が綺麗ですね、としておきなさい」と

言ったとされるエピソードがあります。

 漱石の人柄を説明するために引き合いに出される、遠回しな告白の言葉ですが

硬派で照れ屋な感じが女性心をくすぐる、なんだか素敵な訳ですよね。

(このセリフで、自分のことが好きと理解する女性はいないかと思いますが・・)

 

月が愛や女性に例えられるほど、美しく偉大な存在・・

そんな月を愛でる日本の行事が、お月見です。

 

 

中秋の名月

 

旧暦では、7〜9月が秋になりますが、その真ん中に当たる頃は、天も高く澄み渡り、特に
月が綺麗です。

これを「中秋の名月」と呼びます。

旧暦の8月15日がそれにあたる十五夜になりますが、新暦にすると毎年月日が変わります。

 

2020年は10月1日、 2021年は9月21日、2022年は9月10日、

2023年は9月29日・・

 

 

(十五夜とは、本来月齢15日目のこと。旧暦では毎月15日が月齢15日目の十五夜となりました。
月見行事をする十五夜は、旧暦8月15日の月をさしています。)お月見を指す十五夜と中秋の名月、は同じ日を指します

 

十五夜・お月見、何をするの?

 

平安貴族が中国の風雅な観月を取り入れ、のちに庶民にも広がり、
秋の収穫物を供えて実りに感謝をする行事となりました。

十五夜は芋類の収穫祝いも兼ねて、別名「芋名月」といい、里芋やさつま芋を供えます。

 

ススキを飾り、お供え物をして、月を眺めながら過ごす夜・・

とてもロマンチックです。

*ススキは、月の神様が好むもの、先が尖っており魔除けになるという意味もありますし、
稲穂に見立ててもいます(収穫の行事)

 

月見団子はいつ食べる?

 

米を主食とする日本の行事には、餅や団子がよく登場します。

お月見では団子を供え収穫に感謝し、これからの豊作も祈願します。

月見団子は、満月に見立てています。

十五夜にちなんで15個を盛りつけます。

月見団子はいつ食べるのか?・・気になりますね。

日中のおやつに我が家は(先に)食べてしまいますが、

本来はお月見をした後、月に感謝をしながらいただきます。

 

お団子もヘルシーに

 

*お団子は家庭で作ると安心材料で、砂糖や添加物を使わず用意できます

お子様と作るのも楽しいですね。

 

きな粉に甘味をつけるなら、白砂糖より甜菜糖で。
優しい甘みで、満足感はしっかり得られます。

 

黒蜜の代わりに、玄米水飴を。
しっかり甘いですが穀物をゆっくり発酵させていますので血糖値が

急に上がることがありませんまた、栄養価も高い水飴は昔の人も利用されていました。

 

スタートクラスでお伝えしているきびだんごもお供え物にぴったり!

雑穀、さつまいもを使っているのでこの行事の意味合いにも合いますし
栄養価も高いです。

ヘルシーで自然の甘みを堪能できます。これなら夜のおやつにも安心です。

 

まとめ

身の回り(日本という土地)で取れる穀物を大事に

そして自然のリズムに合わせて幸せに暮らすこと・・

いつまでもこうした伝統行事を大事にしたいですね。

 

食べ方、暮らし方、忙しい現代でも穏やかに暮らすコツ、豊かさを感じる方法

たっぷりと詰め込んだレッスンをしております。

 

スタートクラスからどうぞ!(きびだんごも作りましょう)

 

 

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